2022.05.28
こんにちは!
momoレンジャーのたけひろです。
みなさんは豊田市の保見団地という団地を知っていますか?
南米系の外国人が多く住む団地で、日本人住民の高齢化、日本人と外国人の棲み分け化などさまざまな問題を抱えています。
一方で、実は近年アートプロジェクトが行われ、団地に新しい変化が起こっています。
私は、先日保見団地で外国籍の子供たちと、一緒に勉強したり遊んだりという活動を行っている「JUNTOS」のご案内で保見団地を案内していただきました。
JUNTOSは、2021年に中京大学・愛知県立大学・愛知淑徳大学の学生を中心にできた団体で、大学生が団地内の施設をお借りして外国籍児童・生徒への学習支援や居場所づくりをされています。
代表の吉村迅翔(よしむらしゅんと)さんは奈良県出身で、大学進学を機に豊田市に移住。ゼミを通じて保見団地に関わりました。始めは課題が多くネガティブなイメージを持って地域に関わったものの、関わるうちにそこに暮らす人々の保見団地特有の温かさを感じ、保見団地に惚れ込み、団地の住民とコミュニケーションを取りながらJUNTOSを立ち上げ活動を始めました。昨年大学を卒業してからは保見団地に自ら住みながら、さまざまな仕事を掛け持ちし、JUNTOSの活動を軸に保見団地の活性化を考えています。
今回は、土曜日の午前に愛知県高齢者生活協同組合ケアセンターほみで行われている学習支援教室を見学させていただき、その後団地内を案内していただきました。
県営保見団地25棟の中にある広場の壁面にアート作品が描かれたスペースやFOXMARTという海外の食材を多く扱うスーパーやレストランなど、異国感あふれるスポットがいくつかあり、見学を楽しむことができました。
ぜひ、みなさんも保見団地に足を運んでみてください!
保見アートプロジェクトの作品「SALA DE ARTE地球家族」
■JUNTOSさんのインスタグラム (活動に興味があり、見学を希望される場合はインスタDMにて)
2022.03.14
こんにちは! momoレンジャーのはなです。
皆さんは、前祝いというものをご存じですか?
私はこの言葉を、就労体験カフェ「Cafeスマイル」のオーナーである廣瀬さんに教えていただきました。
Cafeスマイルは、momoの64件目の融資先で、不登校やひきこもりの子ども達が就労体験をすることができるカフェです。
2022年1月、私は初めてこの場所を訪れました。
この日は、私にとって初めての融資先訪問でした。
一緒に訪問したあーちゃんに、どんなカフェか教えてもらいながら、カフェに到着しました。
ドキドキしながらお店に入り、近況を伺いました。
廣瀬さんは、初対面の私に気さくに話してくださいました。
また、あーちゃんから聞いていた通り、メッセージ性の強い服を着ていました。
(もふもふな服で素敵でした♡)
(廣瀬さんの服と同じ柄のラテアートを
スマイルメンバーの方に作っていただきました)
そんな廣瀬さんに、前祝いとは「自分の夢や目標が達成されたと想定して、前もってお祝いをすることだよ」と教えていただきました。
さらに、前祝いは「ゲン担ぎだけでなく、明確に夢を叶えた後の自分をイメージすることで、より夢に近づけるというもの」だそうです。
私は前祝いのことを知らなかったため、戸惑いつつ、私の目標を廣瀬さんにお話しました。
私の直近の目標は、中小企業の経営課題に対して診断・助言を行う専門家「中小企業診断士」の試験に合格することです。
この日一緒に訪問をした、あーちゃんも同じ目標を持っているため、二人とも同じ前祝いをしました。
前祝いをして、私は思うところがありました。
私は中小企業診断士試験に合格した後のイメージが曖昧だったことに気づき、何のために試験に挑むのか、改めて考える必要があると思いました。
また、有言実行も不言実行も、実行できたら素敵だと思いますが、私は廣瀬さんとあーちゃんに自分の夢や目標を伝えることで、少しの恥ずかしさと共に、気の引き締まる想いが生まれました。
廣瀬さんの夢も教えていただきました。
それは、ぜひお店で直接聞いてみてください!
気分が落ち込んだり、モチベーションが下がったりしたときは、前祝いをすることで、気持ちを前向きにしていきたいですね!
(momoレンジャー はな)
2022.02.26
こんにちは、momoレンジャーのTKGです。
タチキカラの杉野さんが、4月〜5月にクラウドファンディングに挑戦し、現在取り組んでいる炭窯作り。ほぼ完成!まで辿りついたということで、炭窯作りのお話を伺ってきました。
▲炭窯の前にてお話を聞かせていただきました
炭窯作りのスタートは、昨年8月に遡ります。
まずは、基礎工事からスタート。ここは土建屋さんにお願いしてやってもらいます。
その次は、杉野さんの友人や応援団も駆けつけ、レンガ積みの作業です。このレンガは、全てクラウドファンディングの資金で購入した耐火レンガ。杉野さんは、愛知県内の築炉屋さん(火や熱が発生する設備に関する施工を築炉というのだそう)で、この耐火レンガ、耐火セメント、耐火モルタルを購入しました。
ちなみに、このレンガはイギリス積み、という積み方。
▲イギリス積み
レンガを一段おきに、長い面、小さい面と一段おきに積む方式のことで、丈夫なのが特徴です。
なお、この炭窯に使われているレンガはなんと約700個!想像より多い!!!それくらい、1つの炭窯を作るのに、労力もお金もかかるんだなあと感じますね。
レンガを積み終わったら、モルタルを塗ってから打ち込んでいき、その間に、焚き口を作ります。
それが終わると、最も大事な作業、煙突作りに入ります。
杉野さん曰く「煙突は、全てが変わる一番大事な要素。他が良くても、煙突が悪ければダメだし、逆にいうと、他のところの出来がそこまで良くなくても、煙突が良ければ良い窯になる」。
ここの技術は企業秘密で、図面にも残すことなく、一人で集中して仕上げます。実際、杉野さんも出来が気に入らず、2回も壊してやり直したそうです。
その後、窯の内側、そして天井を作って形は完成! そこから試運転をし、しっかり炭になることを確認して、ほぼ完成。
伺ったのは1月下旬ですが、もう2月には完成するだろうとのことでした。
クラウドファンディングのリターンも、3月〜5月ごろにお届けできるように準備中です! クラウドファンディングのリターンや、現在受けている注文が完了次第、杉野さんの炭は、タチキカラのホームページ、Facebook から購入可能です。ぜひお問い合わせください!
<編集こぼれ話>
炭窯の天井をよくみてみると、手形を発見!
バイトで来てくれた学生や、設計士さんの手形なんだそう。この後これは土で隠れてしまうそうなのですが、「隠れてしまうものを愛でるのが良さ」と杉野さん。なんだそれめちゃめちゃ素敵!!と感動した私でした。
ちなみに杉野さん、ピザ窯作りの仕事も受けているそうなので、ピザ窯を作りたい方はぜひお問い合わせを!
2021.12.19
11月中旬。岐阜県郡上市のmomo66件目の新融資先、たかす農泊実施協議会さん(https://takasunosu.com/)を訪問してきました!
訪ねたのは、たかす農泊実施協議会の拠点である民宿小左衛門。なんと800年の歴史があるのだそう。出迎えてくれたのは、蓑島(みのしま)俊輔さん35歳。地元を盛り上げたいという同世代の隣町の仲間とともに、たかす農泊実施協議会を立ち上げました。
蓑島さんは5年間アパレル会社で勤務した後、28歳からワーキングホリデー制度を利用し、海外へ。オーストラリアやカナダで農業を経験されました。海外生活をするうちにゲストハウスの温かさに触れ、宿泊業の魅力を再認識したのだそう。
たかす農泊実施協議会さんは、岐阜県郡上市高鷲町で農泊推進地域における高度化促進を目的とする団体です。 2019年度より農山漁村振興交付金を受け農泊推進事業を実施、2年間で農泊のプラットフォームとなる地域の拠点を組織し、農泊の活動の元で地域振興に従事。令和3年度は農泊高度化推進の交付金を受け、世界的な新型コロナウイルス鎮静化後のインバウンド需要増大に備えストレスフリーな環境の整備を行うことを目指しています。
高鷲町は、人口3,000人の町。もともとたくさんの宿がありましたが、今ではその数が減り、空き家も多くなっています。 一方、ウィンタースポーツの聖地であり、12月〜3月のシーズンには約2万人の観光客が訪れます。西日本で一番大きなスキー場エリアです。問題はシーズンオフの夏場。オンシーズンのスキー人口も減る中、6月〜10月をどう過ごすかが課題です。
シーズンオフの夏場も遊ぶ所は沢山あります。バギーにウッドアドベンチャー、沢登り、ラフティング、釣りなどまだまだ発信できていない遊びが盛り沢山!
融資資金は、キャッシュレス環境の整備、Wi-Fi環境の整備、HP等のプロモーション媒体の多言語化、地域コンテンツの磨き上げ、運営サイトでの情報発信に使われる予定です! みなさん応援よろしくお願いします!
レンジャーまなみん
2021.12.03
皆さん、こんにちは。
私は今年度からボランティアスタッフに加わったばかりの新米momoレンジャー、「ちょうさん」です。
↑ 一番下の左側が、私(ちょうさん)です!
■ momoに参加した動機
私は普段、会社員をしています。数年前から「もっと直接、地域や社会の役に立ちたい」という気持ちがフツフツと沸いていましたが、なかなかボランティアに出かける時間が作れずにいました。
しかし新型コロナの感染拡大により、「リモート・ボランティア」ができる時代になったので、私にとってはボランティアに参加する“敷居”が低くなりました。
そして、リモートでのミーティングを積極的に開催して活動しているmomoに、ボランティアスタッフとして参加する決断をすることができました。
■ 参加して感じたこと①
私が参加したときには、既に「メンバー間の連絡はチャットツールのSlackで。ミーティングや説明会はZOOMで。」というWithコロナ時代に適した活動スタイルが定着していたので、「さすが若いメンバーが多くて環境変化への適応が早い!」と感心したものです。
■ 参加して感じたこと②
あと「面白いな」と感じたことには、メンバー同士を“あだな”で呼び合う習慣があることです。人に決められた“あだな”なら不快に思う人も出てくるかもしれませんが、momoの場合は「自分で自分の“あだな”を決める」というルールがあるので、こういう問題は起きません。
あだなで呼び合っていると、年齢や立場が関係なく対等に話ができるように感じられます。
■ 参加して感じたこと③
さらに私が感じたことは「momoは、人との交流を大切にしている団体なんだな」ということです。
ボランティア活動の話ばかりしているのではなく、定例ミーティングの始めにはアイスブレイクで近況を話し合ったり、「momoしゃべらnight!」のような趣味などの話で盛り上がるイベントを開催したり、雑談をする機会を毎月のように設けてくれます。
おかげでリモートばかりで参加している私でも、楽しく参加し続けられています。
↑ 中段の左端が私です。タイミング悪く目をつぶってしまいましたが、起きてます!
■ 最後に
ZOOMの写真ばかり載せましたが、実は私、まだリアルでmomoの活動をしたことがありません・・・。
私と同期(?)の新人レンジャー、はなさん&わかなさんが今年8月の「momo通信」でmomoの活動をすることを「momoる」って呼んでいましたが、私も早く「リモート」と「リアル」のハイブリッドでmomoりたいです!
2021.11.26
こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。
今日は、毎月オンラインで開催している「momoしゃべらnight!」について紹介します。
「momoしゃべらnight!」とは、毎回一つのテーマをネタに、参加者とmomoのスタッフが交流するオンラインイベントです。
今回ご紹介するのは、2021年10月20日に開催された回。ちなみに、この日のテーマは「料理」。
momoレンジャー5名と、毎回参加してくれている、まなみんの友人・カズさんの6名で、和気あいあいとした雰囲気で始まりました。
全員揃い、アイスブレイクも終わっていざ本番!
テーマに沿ったすべらない話・・・いや、トークがそれぞれ順番に繰り広げられます。
PowerPoint・写真などは使わず、自分のトークだけで語るのもOK!各々のスタイルで、毎回テーマに沿った話を披露し合います。
今回は全員何かしらの発表をしましたが、聞き専での参加も大歓迎です。
この日の発表内容(発表順)
①10代の若者の、料理への関心が高まっているのは何故?(momoレンジャー:ひとみん)
②広島風お好み焼きと、関西風お好み焼きの違いについて(momoレンジャー:ひらっち)
③調味料と〇〇〇(momoレンジャー:あーちゃん)
④先日の中日新聞で見た、全国の郷土料理の話(momoレンジャー:まなみん)
⑤食べる緑茶の世界(momoレンジャー:はな)
⑥最近読んだ料理本や、食べたり作ったりした料理紹介(まなみんの友人:カズさん)
私が印象に残った発表は、
このしゃべらnightは、過去に「音楽」や「スポーツ」など、様々なテーマで開催してきましたが、発表内容が被った事は一度もありません。
それぞれの参加者が、ユニークな視点から毎回語っています。
普段、共にmomoの活動をするレンジャーの意外な一面を見る事が出来たり、自分の知らない世界を教えてもらえたり、カズさんのように普段巡り会わない人とお会いする事ができたり・・・たまにPowerPointを作るのがしんどくなることも実はありますが(笑)、私は毎回楽しみに参加しています。
コロナ禍で対面で語り合う事が難しい日々ですが、こうして自分の話ができ、それを聞いてもらえる空間はありがたいものだと、いつも参加しながら思っています。
毎回、こくちーずで参加者の募集をしています。飛び入り参加も大歓迎です!聞き専も大丈夫なので、よかったらご参加ください!!詳しくは、momoのホームページを御覧ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。以上、現場からひらっちでした!
2021.09.12
momoの第16回定時総会を、7月31日(土)に開催しました!
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催になりました。
zoomや機器管理担当として、momo事務所から参加した私momoレンジャーTKGが、当日の様子をレポートします。
▲総会の様子。右奥が私です。
総会1時間ほど前に集まった理事とレンジャーたち。リアルに会うのはいつぶりなのか …というメンバーも多いですが、近況報告するまもなく、zoomや進行の最終確認をしているうちに、あっという間に時間は過ぎていきます。
10時30分。zoomに続々と出資者の方が集まり、総会がスタートしました。
理事から、2020年度の事業報告や、融資先からの声、事業や予算の計画など、1つ1つ議案が説明され、出資者の皆さんに承認してもらいました。
出資者の方からは「momoは新しいことにチャレンジしており、これから飛躍していくと感じた」「横の連携を大切にし、自分たちだけではやりきれないことを実現していってほしい」など、温かく前向きなコメントをいただきました。
momoレンジャーからは、ひらっちとちょうさんから、レンジャーの活動についての報告をしました。思うようにイベントなどはできませんでしたが、オンラインでのイベントやクラウドファンディングなど、新たな取り組みにチャレンジしてきた1年間だったのではないかと思います。
この1年間、レンジャーたちの活動はほとんどがオンラインになりました。私がmomoレンジャーになったのは大学2年生、もう5年も前のことです。大学帰りにMTGに行ったり、イベントを開催したり、色んな人に会いに行ったり…という、分かりやすくワイワイ楽しそうな活動は、現状なかなかできません。それにより、出資者の方に出会う機会も減っているように感じます。
そんな中でも、新たに入ってくれたレンジャーや、こうして参加してくださる出資者の方のおかげで、またこうして新たなmomoの1年が始まるのだなと感じました。
また始まるmomoの1年。理事・レンジャー共にまた少しずつ歩んでいきますので、応援よろしくお願いします。
2021.09.03
こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。
momoの融資先、タチキカラが2021年4月14日~5月5日にクラウドファンディングを行いました。そのリターンの一つ「原生林ガイドツアー」の様子をお届けします!
ガイドツアーの場所は、愛知県北設楽郡設楽町にある「きららの森」。御料林として護られてきたため、伐採の手を逃れ、手付かずの自然が残る素晴らしい場所です。
ツアーの前日まで雨の日が多く、天気が心配でしたが、当日は快晴に恵まれました(ちょうどこのツアーが開かれた7月17日に、東海地方の梅雨明けが発表されました)。
9時にタチキカラの工場へ集合し、4台の車に分乗してきららの森へ移動。10時過ぎからツアーがスタートしました。参加者の年齢・体力によってルートが変わる、約2時間のツアーです。
今回のツアーは9名の方が参加され、一番遠い所では、金沢市から参加された方がいらっしゃいました。
これだけ手付かずの自然が残る場所を歩くのは、私自身初めての経験。日差しが強い日でしたが、大きな木に守られ、ほぼ常に日陰を歩いている感じだったため「暑い!」と感じたり、熱中症の症状になったりすることはありませんでした。
コケの高さが低い位置で一定し、水位が安定している自然の川。何十年単位で雨水が貯まっているとの事。写真では分かりづらいですが、水が透き通っています。
本当に見所が多かったツアーの中で、私が一番心惹かれたのはブナの大木。
木材としてはほとんど役に立たない木ですが、自分の葉を足元に蓄積し、微生物によって腐葉土が作られます。その腐葉土はふかふかと分厚いスポンジのような状態のため、水を蓄えてゆっくりと流し、大雨や台風の際、洪水・土砂災害から森を守ります。
木と言えば、ヒノキなど木材としてよく使われる木が真っ先に思い浮かびます。その一方で、ブナのような森を守る役割もある事は知りませんでした。自然の世界も、いろいろな役割があって、成り立っているのだと感じました。
杉野さんは、間伐とは光を入れるために木を倒す事であり、自分が生きているうちには、その結果を見る事は出来ない。次の世代の事を考えながら作業をしていると話します。
しかし、立派な木を見ると、この木はいくらで売れるか?切るならどう切ればいいか?とも考えてしまう。これは木こりの性(さが)と笑いながら話していました。
しかし、この「どう切ればいいか?」という言葉には、林業の危険さも含まれています。
足場の悪い中で伐採木等重量物を扱うため、林業の労働災害の発生度合を示す「年千人率」は、建設業など他業種と比べて非常に高く、本当に命懸けの仕事です。
杉野さんも以前、大ケガをした事があるそうです。「倒れる木に人間は勝てない。面白くもあり、危険な仕事」と話していました。
まだまだご紹介したいですが、続きは是非、杉野さんのガイドで感じてください。この雄大な自然は、言葉や写真だけでは表せられません。実際に現地で見て歩き、五感で感じる事を強くオススメします。
~ツアーに参加された方の感想です~
「山の仕事は、自分が思ってた以上に危険で難しい仕事。
何人も犠牲になったり、杉野さん自身も大ケガをされた事があるのに、それでも、楽しそうに木を切るのが「面白い」と言ってた事。それが1番印象的だった」(30代 女性)
「森を1番守れる方法は、何もしないという言葉が印象に残っています。
そんな杉野さんの言葉を聞いたり、大きく深い世界が広がる原生林の自然の美しさの中に身を置いていたら、自分はなんてちっぽけな存在なんだろうと、良い意味で謙虚でいたいと思えました。
このツアーに参加して、以前とは違う視点で森や木々を見るようになったように思います」(30代 女性)
私も、このツアーに参加して、森に対する見方が変わった気がします。ただ生えているように見える木にも、なぜこうなっているか?と考えると一つ一つ理由があり、自然ってすごい!自然の前では人間の存在なんて、本当にちっぽけなものだと改めて感じました。
ツアー終了後、タチキカラの工場に戻り、クラウドファンディングの目的である炭窯と、セカンドゴールで購入した薪割り機を見せてもらいました。
只今、炭窯づくりの真っ最中です。完成が楽しみです。
momoレンジャー ひらっち
2021.08.27
こんにちは! はじめまして!
momoレンジャーのわかなとはなです!
私たちは、今年の7月からmomoレンジャーとして活動を始めました。
自己紹介と、今後どのように活動していくかを紹介します!
← わかな はな →
はじめに―――――――――――――
わかな:同じ時期にmomoに入った者同士、ZOOMで交流しよー!
はな:いいね! 同い年の20歳(大学3年生)だよね?
はなだよ。よろしく!
わかな:わかなだよ。よろしくね!
momoを知ったきっかけ――――――
はな:わかなは、どこでmomoのこと知ったの?
私はactivoっていうボランティアやNPOの紹介サイトから
見つけたよ。
わかな:同じ!
まちづくりに関するボランティアを探していて、
そのサイトから見つけたんだ。
はなは、どうして応募したの?
はな:高校生の頃からボランティアをしたくて、
でもなかなかタイミングを掴めなくて。
たまにサイトを見てたんだけど、
#東海地方で活動って書いてあって、
それですぐ調べてから応募したよ!
大学で学んでいること――――――――
はな:まちづくりに関心を持ってるの?
わかな:そう。大学のゼミでまちづくりについて勉強しているんだ。
だから実際に、自分でも何かしたいと思っていたの。
東海地方の地域活性化につながるボランティアってあったから
応募したよ。
はな:そうだったんだ!
私は大学で経営学について学んでいて、
金融にも関心を持っているんだ。
momoレンジャーなりたいと思った理由――
わかな:応募をした後、実際に説明会に参加したんだよね。
社会を良くするために活動している融資先の方のお手伝いが、
大学生の自分にもできるのではないかと思ったから
参加を決めたんだ。
活動を通してたくさんの人に出会えたり、
お金や社会問題について勉強できたりするのもいいよね。
はな:そうそう!
私は大学入学以前から、
魅力ある事業をおこなう個人事業主の方が安心してお仕事
ができるような環境を整備する支援がしたいって思ってたんだ。
momoの活動は金銭面での支援をしているから、
自分の関心があるところと近いから
momoレンジャーになりたいと思ったんだ。
それから、ひらっちさんとたけひろさんの説明会を聞いて、
いい雰囲気だなと感じたのも決め手になったよ。
定例MTG参加した感想&先輩レンジャーの印象――
わかな:とにかくレベルが高かったなあ。
先輩レンジャーかっこよかった。
自分もこんな大人になりたいって思った!
はな:先輩たちは、
仕事とか趣味とかをmomoの活動に活かしてるって感じたなぁ。
あと、やたら野球好きな人が多いっていう(笑)。
わかな:他にも、料理が芸術的に美味しそうな先輩がいて
個性豊かだったね(笑)。
これから頑張りたいこと――――――――
わかな:自分には知識や経験が足りないなって思うんだ。
だから、イベントに参加してmomoや融資先のことについて
もっと勉強したい。
先輩レンジャーや融資先の方、はなと一緒に
社会を良くしていきたいな。
はな:そうだね。
私も、融資先の方についてまだまだ知らないことだらけだから、
まずは知ることから始めたいな。
知ってから何ができるか考えていきたい。
大学の授業と就活と並行してね(笑)。
さいごに―――――――――――――
はな:私たち以外にも、今回新レンジャーが入ったよね!
わかな:次のmomo通信で、もう一人の新レンジャーの紹介をするかも?
お楽しみに!!
はな:ねぇ、
momoの活動をすることを
「momoる」って言うことにしない? (笑)
わかな:いいね! …? (笑)
じゃあ、せーの! \momoろうぜ!/
(momoレンジャー わかな&はな)
2021.06.05
■「この場所があって本当によかった。Cafeスマイルがなかったら今頃どうなっていたかわからない。」
―融資先 Cafeスマイルしゅうろうしえん取材報告― (レンジャーまなみん)
4月半ばにレンジャーひらっちと、お店に伺いました。お昼すぎに伺いましたが満席!こんなご時世ですが元気に運営されています。スマイルメンバーも若い男性がお一人手伝っていました。
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ランチタイムが落ち着いたタイミングで、代表の廣瀬さんにお話を伺いました。
―この頃、momoの元理事でデザイン事務所を経営している藤岡さんがイベントに関わってくださっていて、こないだコミュニケーション講座を開催してくれました。参加者がペアになってインタビューをし合い、一枚のカードに他己紹介をまとめていくもので、とても好評だったため、次回開催も予定しています。
最近嬉しかったことは、不登校や引きこもりだったスマイルメンバーが4名通信制高校に通うようになったことです。中には状況の浮き沈みがある子もいますが、みんな少しずつ明るい方向に進んでいます。そうそう。こないだ大学を休学していたメンバーが大学の研究室で就職する!といういいニュースもありました。とても嬉しかったです!―
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この日は、取材中たまたまお店に訪れた、ご近所の稲葉さんにもお会いすることができました。自身も福祉の仕事をしているという稲葉さん。息子さんもスマイルメンバー出身で、「この場所があって本当によかった。カフェスマイルがなかったら今頃どうなっていたかわからない。」とお話しされていたのが印象的でした。
中間支援の為、現場を持たないmomoでは、現場の支援者まではお会いすることが出来ても、なかなかサービスを受ける当事者の方や、ましてや、そのご家族にお会いする機会もあまりありません。今回はラッキーな事に、当事者のご家族のお話を聞くという貴重な体験ができました。
取材全体を通して改めて、行政サービスからこぼれ落ちてしまう当事者を支援する為にも、このような柔軟で汎用性の高い、ゆるーくつながり合えるカフェスマイルのような民間の場の重要性を感じました。
行政サービスは当事者への支援はあっても、なかなかその当事者を日々支えているご家族や周りの方までは、支援が行き届かないことが多いと聞きます。当事者の方だけでなく、当事者を支える周りの方が痛みを共有できたり、「たすけて!」が言い出せる場を地域で紡いでいくことがこれからの社会には必要です。自然と集まる声なき声を優しく受け入れるCafeスマイルのような民間の場を絶対になくしてはいけないと思いました。
レンジャー まなみん