2024.06.12
こんにちは!momoレンジャーのかつです!
久しぶりのmomo通信となってしまいました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
実は、私はこの春から新社会人になり、東京で環境問題に関わる仕事をしています。
特にこれまで環境問題について専門に勉強してきたわけではなかったので、
仕事の勉強に加えて、環境問題や世界の取り組みについて勉強する毎日です。
私が環境問題に関わる仕事がしたいと考えたきっかけは、自然豊かな場所で過ごした経験です。私は中学生の頃、自然の豊かな山の中で暮らしていました。そこは青空を広く感じ、綺麗な海が見渡せる場所でした。私はそこで、裸足で芝生の上を走り回り、農業をし、海で泳ぎ、自然と近い環境で過ごしました。当時はその環境に特別な思い入れはなかったのですが、今思うと自然を肌で感じ、爽やかな空気に包ま
れて生活した日々はとても良い経験だったと感じます。悩んでいる時でも、自然を肌で感じ、空を見つめていると不思議と元気をもらえる。私は自然からパワーをもらう経験をたくさんしました。
世界の森林は今、ものすごいスピードで失われていると言われています。私たちは自然からたくさんの生きる糧をもらっているにも関わらず、人間の都合で自然を減らしてしまうのはとても悲しいと感じます。私は、「豊かな自然を守りたい!」そんな思いから環境問題に関わる仕事がしたいと考え、今の仕事をしたいと決めました。でも、どうしたら豊かな自然を守ることができるのか。私たちはどう過ごすべきなのか。私ができることはなんだろうか。そんな問いを持ちながら、仕事と向き合う日々です。漠然としていますが、私が思い描く社会は、「生き物と街と自然が共存する社会」です。
まだまだ勉強中ですが、環境のためにできること1つ1つ積み重ね、
与えられているものに対する責任を考えながら過ごしていきたいと思います。
また、momoの活動は、オンラインで今後も続けていきたいと思っています!
融資先の方々の取り組みや、momoの皆さんからたくさんの刺激をもらっています。
気軽に東海地方へ行くことができない環境になり、対面でのイベントに参加できることが難しいですが、遠くからでも私にできることで、お力になれればと思います!
今後ともよろしくお願いいたします!^^
私のお話にお付き合いくださり、ありがとうございました!
最後に、先日とある森に行った時の写真とお気に入りの写真を共有します!
皆さんが今日も一日笑顔で過ごせることを願っております。
【先日訪れた森林】
【お気に入りの写真たち】
2024.06.08
momoレンジャーのちょうさんです。
融資先のKOTONASU(コトナス)さんが開催した「花のオブジェ制作」ワークショップにmomoレンジャー5人で参加してきました!
KOTONASUさんは、愛知県刈谷市で障がい者福祉事業を営んでいらっしゃる一般社団法人です。代表の篠田さんは、障がい者のアート活動に積極的に取り組んでいらっしゃいます。
今回は、KOTONASUさんの利用者である障がいを持つ方々が、自分達で育てたドライフラワーを六角形の画板に貼り付けて「花のオブジェ」を制作するというワークショップでした。
(▲ KOTONASUの利用者の皆さんが育てた綺麗なドライフラワー)
■水谷イズル先生
ワークショップの講師として、愛知県在住の現代アーティストである水谷イズル先生にお越しいただきました。
momoレンジャーは障がいを持つ方々の制作をサポートするという役割でしたが、ワークショップが始まる前に水谷イズル先生のお話を聞いて、KOTONASU代表の篠田さんがめざす「障がいをもつ方をありのまま受け入れ、じっくり一緒に歩んでいく」という共生社会の考え方と非常に近い考え方をされていらっしゃることに、とても感銘を受けました。
水谷先生は、
「人は皆、本来、創造性をもっているので、それを自由に表現してもらえればよい。表現は人それぞれ違ってよい。」
「色は、その人の感情を表現するもの。たとえば我々は、りんごは赤、と決めつけがちだが、その人が思った色で自由に表現すればよい。」
「だから、サポートする人は描き方や貼り方を教えるのではなく、褒めてあげる、認めてあげるという関わり方をしてほしい。」
等々、聞いていて心が温かくなるお話をされてらっしゃいました。
■ワークショップ
ワークショップが始まると、障がい者の皆さんはとても熱心に、そしてとても楽しそうに画板に色を塗ったりドライフラワーを貼り付けたりしていました。見ているこちらも、思わず微笑ましい気持ちになります。
(▲ 制作している利用者さんに寄り添ってサポートするmomoレンジャーひさっち)
作品が完成した瞬間、満面の笑みを浮かべたり、嬉しさを体で表現される方もいらっしゃたりし、KOTONASUの職員の皆さんとmomoレンジャーが一緒になって拍手で作品完成を祝いました。
障がい者の皆さんが制作された作品は、それぞれ違うけど、どれも美しく、まさしく水谷先生がおっしゃる「人それぞれ違った創造性」が表現されたワークショップでした。
(▲ KOTONASUの利用者の皆さんが制作した、個性豊かで美しい作品の数々)
■おわりに
KOTONASUの職員の皆さんも「たとえば普段は大ざっぱな性格の利用者さんも、アートに取り組んでいるときは、ものすごい集中力ときめ細かさを見せてくれるので私達にとっても新鮮です。」と嬉しそうにおっしゃっていました。アートの力って、すごい!
最後に、水谷イズル先生、KOTONASUの職員の皆さん、そしてmomoレンジャーで記念撮影をしました。
私(ちょうさん)にとって普段の日常では味わうことのできない、充実感と嬉しさを感じることができた一日になりました。
なお、今回、KOTONASUの利用者の皆さんが制作した作品(花のオブジェ)は、以下の日時に展示会で披露されます。
ご都合のつく方は、ぜひお越しください!
・日時: 2024年7月13日(土)・14日(日)・15日(祝月)
・場所: 刈谷市総合文化センター1階 展示ギャラリー
・内容: お花のオブジェ・障がい者アートの作品展示など
(▲ 水谷イズル先生、KOTONASUの篠田さんや職員の皆さんと一緒に)