2024.03.20
ながっちです。新レンジャーですが、年齢はオーバーエイジ枠で参加させていただきます。「ユース」とは異なるオーバーエイジならではの発想、視点でお手伝いできればと考えています。よろしくお願いします。
□momoとの出会い
25年程前、私は「エンデの遺言」に強い関心をもっていました。作家ミヒャエル・エンデが日本人に残した遺言をまとめた本で、「地域通貨」、「老化するお金」など、独自の考えが紹介されており、お金の根源を問うものです。
コミュニティ・ユース・バンクmomoの名前がエンデの「モモ」にちなんでいるということからmomoに関心をもち、「子や孫の代まで、このまちでずっと暮らしていけるように」との想いに共鳴して少額ですが出資させていただきました。
□レンジャーとしての抱負
様々な地域の課題を解決するためには、地域のソーシャルベンチャーや個人、団体の挑戦が必要です。momoはお金(融資)を通じて応援していますが、加えてmomoレンジャーとして困難に立ち向かう方々に伴走し、て励ますことで応援できればと考えています。
2024.03.16
こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。
2023年の9月に行ったmomo合宿から約半年。我々は、次の合宿に向けて動きだしています。
前回のテーマは「大人の社会見学」でした。
地域の文化・歴史を学び、それを大切にしようとしている方の思いを肌で感じる事ができ、とても実り多き合宿となりました。
しかし、反省点もありました。
「momoでの活動の意義を確認する場ではあったが、それが出来ていなかった」
「何らかのワークショップなど設けるべきだったのでは??」
過去のmomo合宿は「これからのmomo」について考える場として開催されてきました。
団体としてのmomoのこれから、レンジャーとしてmomoで何をやりたいか・・・など、ワークショップを通じて各自の理解を深めていました。
これらの反省点を胸に、2023年12月、次回momo合宿のプロジェクトチームが発足しました。
今回のメインメンバーは、ひらっち、はな、新人レンジャー・シンの3名。
この3名を中心に、2024年3月の開催に向けて取り組んで行くことになりました。
まず我々は、過去のmomo合宿を一覧にまとめ、これまで何をやってきたか、振り返ってみる事にしました。
年月 | 場所 | テーマ | 内容 | momo通信 |
2023年9月 | 半田市 | 大人の社会見学 | 4年ぶりのmomo合宿決行!(日帰りですが) | |
2019年10月 |
瀬戸市 |
これからのmomoでどんな役割でいたいか | インタビューゲーム、瀬戸市街歩き | momo合宿って何?~momoに関わる目的をみんなで考える2日間~ |
2018年10月 | 名古屋市 | これからmomoでどんなことをしていきたいのか | 議論、朝に珈琲店 | 未来を考えるmomo合宿 ~2018年 秋の陣~ |
2018年6月 | 名古屋市 | momoレンジャー同士の交流 | 料理、クイズ大会、ワークショップ | これからの1年をつくるmomo合宿 |
前回の反省や、これまでの合宿内容から考えてメンバーから出た意見は、こういったものでした(一部抜粋)
・ワークショップを入れてほしい
・1泊2日で、少し遠出をしたい
・お酒を飲みながら、ラフに話したい
・momoの今後についてがっつり話したい
・バーベキューやカレーなど、みんなで料理したい
・一緒に車で行って、行き道から楽しみたい
・momoの歴史を知りたい(今まで融資した団体は融資でどんなことをしたか、融資実行の時に苦労したこと)
・自分がmomoでやりたいことを話し、本当にできるかレビューして欲しい
・自分の好きなこと。嫌い、されたら嫌なことは何か(メンバーの考えていることを知りたい)
・・・様々な意見が出てきました。これらの意見を総合し、以下の内容を中心に、合宿のプランを決める事にしました。
・親睦を深める
・momoの今後について考える
・ベテランレンジャーから、momoの歴史を紡ぐ・つないでいく場にしたい
・今回は泊まり
内容についてある程度固まったため、次に考えるのは場所。
場所については、こんな案が出ました。
・スポーツ部の合宿で使われる旅館で合宿する、節約プラン
・名古屋の街中の、スーパー銭湯で合宿する、立地最適プラン
・温泉宿で温泉を堪能しながら合宿する、癒しプラン
・田舎のコテージを貸し切って合宿する、自然優先プラン
これらの場所案を投票した結果・・・
癒しプランと、自然優先プランが1位を分け合いました。
温泉宿は、予定していた宿の予約が取れなかったため、自然優先プラン・南伊勢町のコテージを確保。
前回とは全く違う合宿になりそうです。
合宿の様子は、このmomo通信で改めてお届けします。乞うご期待!!
2024.03.03
momoレンジャーのちょうさんです。
今回、momoの融資先の「KOTONASU(コトナス)」さんをmomoのメンバー6人で訪問してきました! KOTONASUさんは、愛知県刈谷市で障がい者福祉事業を営んでいらっしゃる一般社団法人です。
私達の対応をしてくださったのは、代表の篠田さん。お忙しい中、笑顔で迎えてくださいました。篠田さんを囲むようにしてお話を伺いました。
(↑ 中央の黄色い服の方がKOTONASU代表の篠田さん)
momoからの“志金”をもとにKOTONASUさんはビニールハウスを建て、「農福連携(農業と福祉の連携)」に挑戦していらっしゃいます。「農福連携」とは、障がい者が農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組みです。
(↑ momoの“志金”で建てたビニールハウス)
このビニールハウスで栽培したエディブル・フラワーという「食べられる花」の試作品も見せていただきました。障がいをもつ方が心を込めて育てたエディブル・フラワーが、素敵なフレンチ料理のサラダやステーキ等に添えられる日が来るのが、とても待ち遠しいです。
(↑ ビニールハウスで育てている綺麗な花)
近い将来、アートを取り入れた活動なども構想されている篠田さん。構想が実際に形となった暁には、ぜひmomo通信で紹介させていただきたいです。
障がいをもつ方とじっくり一緒に歩んでいく、という共生社会を目指していらっしゃる篠田さんの熱い思いをmomoのメンバー6人が存分に感じることができた、とても有意義な時間を頂きました!
(↑ 篠田さんと一緒に笑顔でハイチーズ!)