2013年4月、全国に270弱ある信用金庫の預貸率(※)が初めて50%を下回りました。
内訳は預金126兆円強のうち、貸出金が63兆円弱で、残りは株式や債券に運用されています。
1998年には 70%を上回っていた預貸率が下がり続けてきたのは、
預金は順調に伸びる中、貸出が伸び悩んできたためです。
各地で集められた預金は、その地域の活性化や課題解決に生かせていないのが現状です。
※金融機関の預金残高に対する貸出残高の割合のこと。
預金によって調達したお金を、どれだけ貸出に回しているかを示す指標。