2018.02.28
昨年12月に完済されたアソシア志友館さん。
ご紹介しておきますと、アソシア志友館とは同じ「志」を持ったさまざまな人たちが集まり、世の中を良くするためにともに活動をしている会です。私も以前アソシアさんの行うイベント、おもしろ学校に参加させてもらったことがあります。理科の授業だったのですが、授業を通じてさまざまな人とつながりができたこと、また理科の面白さを発見できたことが印象的でした。
さて、今回はアソシアさんの最後のmomo通信登場ということでアソシアさんのことはもちろん、momoとのお話も伺いました。
【そもそもなぜmomoに融資の申込をしたのか。】
「温かな社会の実現を目指す私たちの会の財務を立てなおすため」
その点では本当に助かりました、とのこと。
【momoに融資を受けて変わったことは?】
「月々の返済を進めていくうちに、実際に財政を健全なものとするには体制ではなく、例え小さくとも私たちひとりひとりが努力をするしかないんだという事に気づいた」
momoやmomoレンジャーとして打ち込む、若い皆さんの姿を見て、私たちが根をあげてちゃダメだと思えたとのこと。 その点でもmomoからの融資を受け、そして無事完済できて本当に良かったと思っているそうです。
【今後のアソシアさんの活動は?】
「柴田理事長が以前ほど講演に飛び回ることが出来なくなりつつあるので、その分上映会や各研修などを充実させてこれまで以上に社会貢献していけたらと思っている」
ちなみに一語一笑セミナーが3月9日に、おもしろ学校が5月に行われます!
momoとしての関係は一区切りですが、momoレンジャーは今後ともアソシアさんを応援します。
2017.11.30
普段はあまり意識しませんが、
「お金は何かを得るための手段である。」
「時間は、何に費やすかを自分で決めることができる。」
「積極的に行動すれば人脈が広がる。」
改めて言われなくても、みなさんよく知っていることだと思います。
でも、当たり前をきちんと文章にしてみたり、当たり前のことから始めて何かを考えるって、とても大事なことだと思いませんか?
10月20日(金)に行われた、アソシア志友館さん企画のおもしろ学校、小川雅章先生(犬山市教育委員会)の「中学生が学ぶユークリッド幾何学の入り口」に参加したので、ご紹介しまーす!
ユークリッドという人は、5つの当たり前をきっかけに図形に関するストーリーをまとめた人で、誰もが認める当たり前を出発点としてさまざまなことを証明したそうです。今回の授業では、当たり前のことから新しいことを証明する体験をいくつかさせていただきました。
例えば「3本の線があり、ある2つの角度(同位角)が等しいと2本の線が平行になる。」というものがあります。それを使うと、なんと、三角形の内角の和が180度になることが証明できるのです!
なんだかこう聞くと、難しそうな気がしてしまいますが、小川雅章先生は来ていた小学生にも伝わる話し方でと~ってもわかりやすく、話してくれました。小川先生の授業スタイルは、答えを教えるのではなく、どう考えたらよいかのヒントを出すだけです。それだけで、参加者の中から「あ~~、なるほどー!! 」という声がいたるところから聞こえてくる、すばらしい授業でした。他にも、6角形の内角の和や星型の先端の角度の和はいくつかということをみんなで考えることができました。
何か難しそうな感じがしますが、予備知識は全く無しでも、今回のお話の中で与えられた材料のみで、頭を使って考えれば、授業に楽しく参加することができました。簡単な決めごとをもとに、いろいろなことを組み合わせて新しい発見をしていく。数学の醍醐味(だいごみ)です。みなさんも頭をフル回転させて帰っていった様子でした。
社会人になった今、中学校レベルの数学の授業をあらためて聞くことで、頭を使う練習ができました。「当たり前から新しいことを考える。」他のことに応用していきたいです!!
小川雅章先生、アソシア志友館さん、ありがとうございました!!
(momoレンジャー ながちゃん)
2017.08.31
momoレンジャーのゆっこです。
7月21日(金)にアソシア志友館さんが企画しているおもしろ学校に参加してきました!
毎回さまざまな科目の先生が楽しい授業をしています。
今回の授業テーマは「温泉」!
先生がとーっても熱心な人で、授業のために全国の温泉地や温泉の源である火山をまわったそう。
久しぶりにBTB溶液やリトマス紙を使って、炭酸やお茶、温泉水のpHを調べました。(写真上段が原液で、下段の液体がBTB溶液入れた後)
どの色が酸性、アルカリ性か覚えていますか!?
特に印象的だったのが火山灰の違いでした。
いろいろな山の火山灰を持って来てくれていて、触らせてもらったのですが、写真を見てわかる通り、色も触った感触も全く違いました。サラサラしていたりゴツゴツしていたり…! 年によっても変わるそうで、なぜ違いが出るかはわからないそうです…! 不思議です。
まるで中学生に戻ったかのように、参加者みんなで楽しく実験をして、温泉のしくみを学びました。とても面白くて、こんな授業受けていたらきっと理科が好きになっていただろうなと思います。
今年度の授業は数学、社会…まだまだいろいろあるので気になる方はぜひ!
(momoレンジャー ゆっこ)
2017.02.28
名古屋駅セントラルタワーズ15階では、現在の一般社団法人アソシア志友館の原点ともいえる「ホテルアソシア名古屋ターミナル」のグループでもあり、かつライバルでもあった「名古屋マリオットアソシアホテル」が営業しています。その前で待ち合わせて、理事の日高さんにお話をうかがいました。
この数年、さまざまなイベントで忙しさが増してきたアソシア志友館は、昨年の秋より、理事長の柴田イズムの実践として、約10名の理事がそれぞれ主体性を持って活動できるように取り組みを行いました。その一つとして、会議の合議制に頼るのではなく、その分野の専門性の高い各理事がそれぞれ権限と責任をもつことで、意思決定のスピードと正確性をが高めました。ボランティアで活動する理事にとっては、それぞれ本業が忙しい中、任務の効率も質も高くなりました。また、会員様や一般の方に向けてのイベントは、ご参加者の満足度を高めるため、20名程度の少人数制にしました。数百名規模の大イベントは、集客への労力や経費もかかるため、純粋に参加者の満足度を高めることが難しいものでした。団体の規模にあったアットホームなイベントにすることで、「会員様や団体に関わる皆さんは家族のような存在である」という団体のテーマを実践しています。
これら取組みの結果、理事同士でもそれぞれ尊敬する場面が増え、信頼関係も深まり、さらには経営状況も改善しており、まさしく「ホテルアソシア名古屋ターミナル」を思い起こす組織づくりを行っています。
momoでは「NPO育成助成」でNPOの組織基盤強化をサポートしていますが、外部からの支援がなくてもこういった取組みができるのは、「組織のありかた」や「人の働きかた」を多くの人とともに考えているアソシア志友館さんならではだと思いました。(momoレンジャー たつや)
2016.11.30
融資先「一般社団法人アソシア志友館」は月に1回、「おもしろ学校」というイベントを開催しています。これまでに社会や美術、国語などの授業が開講されてきました。主婦レンジャーなかむが、10月19日に行われた第5回目の理科の授業に参加しました!
この教室では小学生から、現役の学校の先生まで皆で一緒に授業を受けます。これまでに何度か参加しているという小学生が、「楽しい授業だよ」と私に教えてくれました。大人の参加者もワクワクとしていて、授業の開始が待ちきれない様子でした。
授業はいきなり人骨を組み立てることから始まりました。あぁでもないこうでもないと、大の大人が頭を突き合せて考えます。思わず「何故だろう?」と悩みこんでしまうような切り口で考える理科の定理は、小学校の時とは違う新鮮な驚きです。せっかく大人になったのにわかってないなんて、なんだかもったいなかったなと、しみじみ思ってしまいます。
講師の小笠原先生のユーモラスな語り口に、あっという間の1時間30分でした。
11月は『ベートーベンで哲学しよう』のテーマで社会を、次回12月21日には『詩を味わう~何のために生きるのか』というテーマで国語の授業が開催される予定です。一見難解ですが興味深いテーマを、魅力ある講師の先生が毎回解りやすく教えてくださいます。また、授業の後に行われる懇親会は「給食」と呼ばれていて、さまざまな参加者と交流を深める場になっています。
来年からのおもしろ学校は、より参加しやすく密なものにしていく予定だということで、ますます濃い学びの場になりそうですね。アソシア志友館の映画の上映会や、小さな勉強会などの回数も増やす予定です。年内12月9日には白駒妃登美さんの講演会もあります。ぜひ公式サイトをチェックしてみてください!(なかむ)
2016.08.31
2016年7月23日(土)、日本陶磁器センター多目的ホールにて、momoの第11回定時総会と、アソシア志友館のお披露目会が開催されました! 強い日差しの照り付ける中、出資者、融資先、momoレンジャーなどが参加し、外の陽気に負けない熱い開催となりました。
momoは出資者、融資先、momoレンジャー、理事……どこか一つが決定権を持つのでなく、関わる人たちみんなで合意する、ということに重きをおく団体です。だからこそ出資者の方に、momoの「これまでの1年間の活動」を知っていただくと同時に、「これからの1年間の活動」の合意を得ることを目的にする定時総会は重要なイベントです。より多くの出資者の方に参加していただくこと、総会における全議決権の8割以上の行使を目標にしていることも、それが理由です。
私は初めての参加でしたが、いろいろなバックグラウンドを持っていらっしゃる出資者の方とお話をすることができて、とても刺激を受けると同時に、momoレンジャーとしてmomoに関する質問に答えられない勉強不足も痛感してしまいました。
さて、そのあとお披露目会が行われた一般社団法人アソシア志友館は、2016年2月に融資を決定した融資先で、アソシア名古屋ターミナル元支配人の柴田秋雄さんと志を同じくするみなさんが、世の中をよくするために集まった団体です。参加者の自己紹介を経て、アソシア志友館の紹介映像を拝見しました。
映像が始まった瞬間、あ、ここかぁ、と昔の名古屋駅前を懐かしく思い出していました。そこに映っているホテルの喫茶店は、そのざわめきを含めてとても居心地がよくて、私はよく長居をしていたんです。そのカフェで働いていた、ある接客スタッフの女性のお話はとても印象的でした。耳の聞こえない彼女を周りがフォローすることで、その方本人だけでなく、周りも成長するというお話です。また、できることなら祖父母と一緒に住む、頼みごとはせずありがとうと言う、人の奥行きを伸ばすのが会社であるなど、柴田さんの哲学はとても優しくて厳しいものでした。
柴田さんのおっしゃる「人とのつながり」は「人を信じること」が根本にあります。自分がベストを尽くしてこそ「人を信じる」に足る自分になれるのではと、考えてしまいました。なかなかできないことですが、私もそうありたいと思います。
定時総会がどのようなイベントなのか、今回参加するまではいまいちピンときていませんでした。実際に参加してみると、決算や予算、経営状況の説明だけでなく、出資者の方がどんな思いやきっかけで出資されているのかうかがうことができ、自分が参加しているこのmomoという団体の重みを感じることができました。
今年は助成金を予算に計上しないなど、予算の編成にも大きな変化が見られます。来年、この予算書がどうなっているのか、momoレンジャーはどのような形でmomoに参加しているのか、次回の第12回定時総会でぜひ確かめてみてください!(なかむ)
2016.05.31
2016年2月3日(水)にmomoの56番目の融資先として決まったアソシア志友館。その理念や活動内容を、momoレンジャーのゴリが紹介します。
(アソシア志友館の活動の1つ、「柴田塾」の様子。)
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アソシア志友館は、元ホテルアソシア名古屋ターミナルの総支配人であった柴田秋雄さんを中心に、同じ「志」を持った様々な業種の人たちが世の中をより良くするための活動する一般社団法人です。家族の絆、社会の絆、会社の絆が 失われつつあるこの時代に、自分たちができることを考え、講演やイベント企画、執筆などを通して、絆や優しさ、ぬくもり溢れる社会の実現を目指して活動をしています。
アソシア志友館の発足は、柴田さんが赤字続きのホテルの総支配人時代に、社員が誇りを持って働くことができる環境をつくることで、ホテルの経営をV字回復させ、名古屋で一番のホテルに成長させた、という出来事がきっかけです。その後、柴田さんの人柄・懐の深さに共感・感銘を受けた人々が、柴田さんの想いを講演として広められないかと自然と集まって活動の輪となり、「アソシア志友館」が設立されました。
柴田さんの講演は、映画上映、テレビ放送、書籍出版と、次々に活動の幅を広げる爆発的な連鎖反応を起こしています。主な活動は、ホテル時代から行っている人間教育の場である「おもしろ学校」、人生と仕事に役立つセミナーで参加者の中から講師を選び、その人の考えや生き方に触れ、人間としての幅を広げていく「一期一笑セミナー」、日本人はどんな生き方をしてどんな道をすすむべきで、私たちは何をしていくべきかを考える「柴田塾」、柴田さんがホテル総支配人時代の取り組みを形にした「ドキュメンタリー映画『日本一幸せな従業員をつくる』の上映推進活動」です。(詳細は、アソシア志友館のホームページもご参照ください。http://shiyuukan.com/)
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今回の融資が決まり、私は5月16日にアソシアさんを訪問しました。そのとき、私はアソシア志友館と自分やmomoとの共通点を三点、感じました。
一点目は、理事長である柴田さんが私の会社の大先輩だということです。柴田さんの経歴を融資審査の時に拝見し、「何かのご縁なのか?」と思い、訪問したときも会社がらみの話で盛り上がりました。驚き、親近感もありといった不思議な気持ちになりました。
二点目は、momoとアソシア志友館の活動理念が合致していることです。手段こそ違えど、目的は「社会を良くしていきたい」、「人とのつながりを大事にしたい」という点において、共通点といえるのではないでしょうか。私たちが月一回開催しているmomoレンジャーのミーティングとアソシア志友館訪問時の雰囲気は、前向きで活発な意見が飛び交い、困ったときは寄り添って協力し合い解決するという点で、同じような雰囲気を感じました。
三点目は、momoとアソシア志友館の活動に対し、双方ともに「若者」が共感しているということです。柴田さんが行う講演は、学校や企業に対しても行っているそうですが、学校だと学生からのたくさんの感想文が寄せられ、企業だと若手社員がとても感銘を受けるそうです。それだけ若者が今の世の中に対して思うこと、感じることがあるということに加え、momoに関わる方々と通じるものがあると実感しました。
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最後に、アソシア志友館から出資者の方々へメッセージをいただきました。「momoの出資者の方々の想いは私たちアソシア志友館の理念とつながる点があると思います。社会を、世の中をより良くするために、一緒に活動をつなげ、広げていきましょう!」とのことでした。私もmomoレンジャーとして活動の幅を広げていくために、日々精進してまいります! 今後ともどうぞよろしくお願いします!(ゴリ)