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99.7-虎の如く、中小企業診断士の道-

 こんにちは!momoレンジャーのあーちゃんです。久しぶりにmomoの活動に参加することができ、嬉しいです。

 

 実は、昨年3月から1年間、中小企業診断士の登録養成課程に通っていました。正直、仕事や家庭と両立しながらの養成課程はかなりハードでした。

 

 「中小企業診断士って何?」という方も多いでしょうから、簡単にご説明しますね。

 

 

・中小企業診断士とは?

 

 中小企業診断士は、日本唯一の経営コンサルタントの国家資格で、中小企業の経営課題に対して診断や助言を行う専門家です。

 

 私がこの資格を取得しようと思ったきっかけは、遡ること2年半前、学生レンジャーからの「診断士の試験を受けたんですよ」の近況報告でした。

 

 話を聞いた私は大きな衝撃を受けました。

 

 診断士に興味を持ちながら行動を起こしていなかった自分に、突然スイッチが入った感じです。また、この当時、momoでの活動や社会生活を通じて、事業者支援の力不足を痛感していました。

 

 「診断士への道は開かれている!」と思い、この日を境に通信講座で勉強をスタートしました。

 

 

・診断士養成機関「登録養成課程」へ

 

 勉強を進めているうちに、より実践的なスキルを身につけたいと考え、実務能力の高い診断士を養成する登録養成課程に進むことを考え始めました。

 

 1次試験に合格したものの2次試験に不合格となった私は、名古屋の養成課程を受験し、無事に合格。家族の理解を何とかとりつけ、一年間通うことに決めました。

 

 私が通った養成課程には、30代から60代までの幅広い年齢層の32名が集まっていました。

 

 職業も多様で、コンサルタント、金融機関、自動車メーカー関係者などさまざまです。なかには、獣医師の方もいらっしゃいました。

 

 カリキュラムは、平日の夜二日と土曜日終日の演習、そして5回の企業診断実習です。実習は丸一日の日もあるため、現職者は会社を休む日も出てきます。

 

 演習の講師や実習のインストラクターは、大学の先生や現役の中小企業診断士です。演習はグループワーク中心で、演習で学んだことを実習で実践していきます。

 

 演習講師からの「戦略とは何か?」という問いかけから、養成課程の一年間がスタートします。

 

(一年間通ったビル、最終実習終了二日前、終業後に感慨深く報告書を取りに向かう私)

 

 

・最後に

 

 この一年間は私にとって苦しくも、実習先の企業やインストラクターの先生、チームメンバーとの真剣勝負のやりとりは、大変貴重な経験となりました。 

 

 また、メンタルが鍛えられ、診断士に必要なロジカルシンキングやプレゼンスキルも、少しずつ身についてきたように感じます。

 

 そして、5回の実習を通じて、朝から晩まで、翌朝まで(笑)議論を重ねた同期との友情や、

 温かく時に厳しい指導をしてくださった先生方との出会い、実習先の企業の方からいただいた言葉は、何にも代えがたい財産となりました。

 

 養成課程修了時にインストラクターの先生からいただいた、

 

 「これから多くの企業があーちゃん先生の力を必要とします。目の前の企業に真摯に向き合い、あーちゃん先生らしい支援をしていってください。」

 

 この言葉を胸に、これからも中小企業支援に取り組んでいきたいと思います。

 

 momo通信を通じて、中小企業、地域事業者の支援者が少しでも増えることを願っています。これからも、よろしくお願いします!

 

(momoレンジャー あーちゃん)