こんにちは!
momoレンジャーのたけひろです。
みなさんは豊田市の保見団地という団地を知っていますか?
南米系の外国人が多く住む団地で、日本人住民の高齢化、日本人と外国人の棲み分け化などさまざまな問題を抱えています。
一方で、実は近年アートプロジェクトが行われ、団地に新しい変化が起こっています。
私は、先日保見団地で外国籍の子供たちと、一緒に勉強したり遊んだりという活動を行っている「JUNTOS」のご案内で保見団地を案内していただきました。
JUNTOSは、2021年に中京大学・愛知県立大学・愛知淑徳大学の学生を中心にできた団体で、大学生が団地内の施設をお借りして外国籍児童・生徒への学習支援や居場所づくりをされています。
代表の吉村迅翔(よしむらしゅんと)さんは奈良県出身で、大学進学を機に豊田市に移住。ゼミを通じて保見団地に関わりました。始めは課題が多くネガティブなイメージを持って地域に関わったものの、関わるうちにそこに暮らす人々の保見団地特有の温かさを感じ、保見団地に惚れ込み、団地の住民とコミュニケーションを取りながらJUNTOSを立ち上げ活動を始めました。昨年大学を卒業してからは保見団地に自ら住みながら、さまざまな仕事を掛け持ちし、JUNTOSの活動を軸に保見団地の活性化を考えています。
今回は、土曜日の午前に愛知県高齢者生活協同組合ケアセンターほみで行われている学習支援教室を見学させていただき、その後団地内を案内していただきました。
県営保見団地25棟の中にある広場の壁面にアート作品が描かれたスペースやFOXMARTという海外の食材を多く扱うスーパーやレストランなど、異国感あふれるスポットがいくつかあり、見学を楽しむことができました。
ぜひ、みなさんも保見団地に足を運んでみてください!
保見アートプロジェクトの作品「SALA DE ARTE地球家族」
■JUNTOSさんのインスタグラム (活動に興味があり、見学を希望される場合はインスタDMにて)