momoレンジャーのあーちゃんです。
みなさん、元気にお過ごしですか。
私は、妻の職場復帰に伴う家事育児の分担、資格試験の勉強、中部大学が運営する中部サステナ政策塾への参加と、近年まれにみるバタバタした日々を過ごしておりました。
(私は4歳と2歳の子を持つ父であります)
そんな私も、momoレンジャーとしてボランティアに携わって一年半が経ちました。
学生時代、社会人になってからの十数年、ボランティアとは無縁の生活を送っていた私でしたので、昔からの友人は「興味あったっけ?」と不思議そうな顔をします。
このウィズコロナによって多くの人が働き方や社会との関わり方を見つめ直し、ボランティアやプロボノにも関心を持つようになったと聞きます。
今回、私がボランティアに参加したきっかけ、
momoの様子をお伝えする事で、ボランティアやプロボノに興味がある方にとって少しでも参考となり参加への後押しになればと思います。
『私には夢があります!…あったはずです…』
学生時代、地域や地域事業者の力になりたいと思った私は、地方銀行に就職しました。
半沢直樹にも負けず劣らず(?)の熱い思いを持って就職した私でしたが、日々を業務に追われ、時間に追われ、目標に追われ、私の思いはいつの間にか後ろ後ろの方に追いやられてしまいます。
自身の融資営業力にも限界を感じ始め、精神的にも能力的にも行き詰った私は、勤続10年を目前に銀行を辞めることにしました。
『この想いあたためますか』
新しい職場にも慣れ 家庭もひと段落した頃、湧き上がってくる地域貢献への想いと、自身の存在意義を問いただす日々を送っていた私は、夜な夜なネットの世界へ自分探しの旅に出るようになりました。
いつものようにネットの世界を彷徨っていたある日
「うん?コミュニティ・ユース・バンクmomo?
NPOバンク…知らないな」
「私のお金を地元に生かす志金か…この融資のスキーム面白いな…伴走支援!こういう事をやりたかったんだ!」
この時の衝撃は忘れもしません。
自分探しの旅を中断し、興奮冷めやらぬまま レンジャー(ボランティア)募集へ申し込みしようとするものの 下期の募集が終わったばかりで次回募集は半年後…。
この日から半年間、私は夜な夜なmomo通信を読み漁り、momoの由来となったミヒャエル・エンデのモモを読む日々を過ごすことになります。
『それって実際どうなの?レンジャーMTG初参加』
募集説明会を経て、レンジャーミーティング初めての参加。
当時 momo理事 兼 レンジャーであった そうちゃん、今では一緒に活動することも多くなった先輩レンジャーの ひらっち、同期レンジャーの こにたん の4人で、ナディアパークにある名古屋市市民活動推進センターへ向かいました。
主な議題は、一般社団法人Foraの融資完済パーティーの企画とレンジャーが前回発信をしたmomo通信の振り返り。
「Fora…学生向けのキャリア教育を事業化しているんだ…完済パーティーはレンジャーが企画から運営まで行うのか…大変そうだけど面白いな」
「momo通信 読んだ読んだ…たつや と ひらっちの記事が印象に残ってるな…この まなみんって人の記事は想いが強い分長いんだよな」
注)心の声です…そして私の記事も長い
みんなで意見を出して完済パーティーの企画をブラッシュアップ、momo通信は次回より良い情報発信をするため good bad nextを言っていきます。
私の職場では 普段こういったやりとりがほとんどないので、とても新鮮に感じたのを覚えています。
私はこの日を境に、きっかけや想いはそれぞれだけど、同じ志を持つ仲間たちと、地域のため 地域事業者のために活動していくことになります。
(この日の一枚…ここからあっという間の一年半)
『最後に』
私は、昨年6月にmomo融資先となった就労体験カフェ Cafeスマイルの伴走支援を中心にボランティア活動を行ってきました。
年明けからの感染症拡大によってmomoの融資先はとても厳しい環境にさらされ、momoの活動も大きく制限されました。
この一年半、私の活動がどこまでCafeスマイルの役に立ったのか、どこまで地域に貢献できたかは分かりません。
ただ、こういった厳しい状況だからこそ、一人ひとりの行動や想いが 地域、社会の未来を明るくしていくと、私は信じています。
「momoはライフスタイルの一部だから」
10年以上活動しているレンジャーが、
ふとした時に言った一言です。
きっかけは何だっていい
想いの大きい小さいは関係ない
意識が高いわけでもない
ボランティアやプロボノは生活の一部
みなさんのご参加をお待ちしております。
(momoレンジャー あーちゃん)