こんにちは、モモレンジャーのきょんきょんです。
すっかり風も冷え込んで来ましたね。皆さんは夏をいかがお過ごしでしたか?
私は一般社団法人Foraの完済を機に開催する「完済パーティー」に準備の段階から携わらせていただき、
8月24日、ついに開催の日を迎えました。
これから当日の様子をお伝えします!
準備の段階の記事はこちらで取り上げています↓
13:30 イベントスタート!
~13:40 momoの説明
参加者も集まり、いよいよスタートです!
まずはイベントの主催となるmomoの説明がされ、momoの活動内容について知ってもらいます。
13:40~15:00 ファシリテーター講座
次に、Foraの活動内容や理念を説明があった後、
“周りを巻き込んで仲間にするファシリテーションの能力を身につける”
そのスキルや方法を学ぶための講座が行われました。
自分の伝えたい!だけでなく、相手が求めていることに寄り添い、
巻き込む力を身につけるためにはどうしたらいいのか、ロールプレイを通して学びました。
前半は・・・さまざまなパターンを想定して伝えることへの挑戦!
ステップ1.短い時間で相手にできるだけ自分を伝える
ステップ2.もし相手が○○だったらと想定しての自己紹介
(実際やった例:相手が80代のおばあちゃん、小学生、上司)
後半は・・・周りの状態を読み取る挑戦
グループ内で先生と生徒役にわかれ前のモニターに移された状態を
生徒役が演じ、先生役が今生徒はどんな状態なのか考えながら話します。
(実際やった例:生徒全員が空腹、中二病、失恋)
私もこの講義を受けたのは初めてだったのですが、
自己紹介一つとっても80代のおばあちゃんには聴き取りやすいようにゆっくり話す、
小学生にはなるべく言葉を噛み砕いて話すなど伝え方にも工夫の違いがあること。
周りの状態を知るために聴き手にアプローチをしたり、時には臨機応変に話す内容を変えたり配慮ある話し方をすることも必要だということ。
伝えるという行為には、”相手”がいるんだということの再確認となりました。
そして、このロールプレイを通した講座が参加者の緊張をほぐすアイスブレイクとなり、次のグループワークへ臨む雰囲気作りに、重要な役割を果たしてくれました。
15:10~15:55 ワールドカフェ
次に、テーマを決めて班を入れ替えながら話し合うワールドカフェを行いました。
話し合ったテーマがこちらです!
「その進路は自分で決めた進路か、そしてこれからはどう進路を決めて生きたいか」
このテーマについて話し合い、最後に班ごとに発表することで意見の共有をしました。
自分で決めた人はどうやって決めたのか、
決めなかった人は何によって決めたのか、
それはどうしてか。それを踏まえてどうこれから決めていきたいのか、
その際に必要なことってなんなのか。
参加者は社会人と学生の半々ぐらいでしたが社会人からはこれまでの経験を中心に話をされ、
学生からは現在大学に通いながら思っていることなど様々な境遇、年代での経験や価値観が交わされました。
↑グループワークで出た意見の一部です
進路選択を何で決めたかには、自分で決めた人もいれば偏差値や親、体裁、性別
によって、自分で決められなかったという意見が出ました。
しかしこれからは選択肢が見える分自由がある、好きなことを優先して選んでいきたいという意見や
自分が求められたところ、時期といったタイミング、プライベートとのバランスが
とれるところも重要といった意見も出ました。
そして共通して人生をどう生きるか。このことが進路選択を考えるにあたって軸になるという意見が多かったです。
そしてそのためには抑圧からの解放、嫌われる勇気、選択肢を広げるために
時には自分が声を挙げることも必要だという声が出ました。
16:00イベント終了
イベントを終えて・・・
人が学ぶ意味は2つあり、一つ目は生きるために学ぶことで
二つ目は豊かになることだといいます。
では、豊かになるということはどういうことでしょうか?
それはどこで教えてくれるのでしょうか?
高校までは勉強をすることが将来の豊かさのためになると教えらます。
しかしその豊かさとはいったいどんなものかは教えてくれません。
私が思うに、大学は豊かになるための学びを得る場所だと考えます。
しかし、そのイメージを持ち大学を選ぶことは難しく、
分からないままなんとなく入り分からないまま通う人も少なくありません。
Foraの活動では問いのある人生を送れることを目指し、
こうした現状にある高校生の進路をサポートしている団体です。
このイベントを通して参加者がForaの思いに触れることが出来、
自身も豊かに生きれるよう問い直しすることが出来るきっかけになったのではないでしょうか。
以上、完済パーティーの報告レポートでした。