こみゅこみゅへは、お披露目会ぶりの訪問でした。
この日のプログラムは「アロマ消臭剤を作ろう!」
みなさん楽しんで取り組まれていました。
こみゅこみゅの登録者数は現在63名。毎日から月一で利用される方まで、一日平均15名の方が施設を利用されています。
課題は、決して潤沢でない体制の中で、送迎に時間と人を多く取られてしまうこと。
地域の障がい者の現状は、ソーシャルワーカーが足りず、存在も知らなくて困っている方が多い。
今後の目標として、産じょく期(出産後の体や心が不安定になりがちなお母さん)の方の受け入れや、こども食堂の開店、福祉と医療の連携などを通じて、地域の潜在的ニーズの掘り起こしをしていきたい。
momoに期待するところとしては、施設外の人が来訪するだけで、利用者さんへの刺激となって、プログラムへの取り組み方が違ってくるので、momoレンジャーには、それぞれの得意分野を生かして利用者さんが楽しむことができるプログラムを実施してもらいたい。
代表の上村さんも山口さんも生き生きと語ってくれました☆(レンジャー まなみん)
こみゅこみゅさんへ初めての訪問でしたが、アットホームな印象でした。メンバーさんは一見、一般の方と何ら変わらないようにも見受けられますが、こみゅこみゅを利用して自分の居場所になっているそうです。私はメンバーさんと一緒に消臭剤を作成しました。そこでは十人十色な作品が完成して私もメンバーの一員になれた気がしました。
職員さんに最近の活動状況を伺うと、2施設目を検討されているとのことでした。今も地域にはニーズがあるが賄いきれない現状があるとのことでした。今後は事業拡大にむけてより力を入れていくようです。
まだまだ現実的に社会的なニーズ(法整備等)と住民のニーズ(自分の居場所が欲しい等)が噛み合わないことはありますが、今後、こみゅこみゅは行き場を失った方が社会へ出ていくためのステップアップに成り得る事業所になることが予測されます。また私も定期的に事業所訪問をして、より多くの人にこみゅこみゅを知っていただくようアウトプットできたらと思います。(レンジャー いのっち)