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外国人技能実習生のアパートでご馳走になった話

こんにちは、momoレンジャーのたけひろです。

今回は、momoとは別で関わっている地域の日本語教室(日本に暮らす外国人向けに日本語を教える教室)*で出会ったベトナム人のTさん宅にて、ベトナム料理をご馳走になったので、レポートします。

 

Tさんは外国人技能実習生3年目です。

技能実習生は、基本的に3年間日本で働いた後、母国に帰国するので、帰国前に送別会をすることが多く、今回はその送別会に招待してもらいました。(ちなみに、Tさんは技能実習第3号をとって2年延長したため、実はまだ日本にいます。)

 

▲床に並ぶ豪華なベトナム料理、大人数の場合食卓を使わないことは現地でもよくあるとのこと

 

ベトナムでは、乾杯は食事の始めだけでなく、食事中に再び飲み物を飲む時にも乾杯をするようで、乾杯が盛んに行われていました。また、ベトナムではアルコール類の購入や飲酒の年齢制限がなく、子どものころから飲んでいる人も多いようで酒に強い人が多い印象を受けました。

 

Tさんは日本語を熱心に勉強し、日本語能力試験のN2*を取得していることもあり、日本人と難なくコミュニケーションをとることができます。しかし、同じアパートに住む他の実習生は、挨拶や簡単な会話しかできず、日本語でコミュニケーションをとることに少し苦労している様子でした。そのため、研修先企業と他の実習生がコミュニケーションをとるときは、日本語を話せるTさんが通訳をすることが多々あり、その狭間で大変な思いをすることもあるとのことでした。

 

▲鳥の丸焼き?ベトナム人の研修生向けにベトナムの食材を行商する在住ベトナム人から購入したとのこと。

 

▲揚げ春巻き、これが一番おいしかったです。

 

現在、国会で外国人労働者受け入れ拡大について議論されていますが、今後も数年は20代、30代の東南アジア出身の若者が、労働者として多く日本に来ることになると思います。現在、彼らは職場以外の日本人とほとんど関わる機会がなく、仕事だけして母国へ帰っています。地域の日本語教室は、そんな実習生と地域の人が交流できる場だと思います。日本語教室に来ている実習生は、日本についてさまざまなことを学びたいという方が多く、仲良くなればお互いの国の文化を分かち合えて、面白いと思います。みなさんも、自分の住んでいる地域の日本語教室をのぞいてみてはいかがでしょうか。

愛知県の日本語教室のこちら

各地の日本語教室で技能実習生が増えている。

日本語能力試験…N1~N5までレベルがあり、N3がある程度コミュニケーションがとれるレベルで、N2はさらに上のレベルで技能実習生で取得している人はかなり少数。