momo

これからのmomoの伴走支援を考える~momoトレ第4回~

momoトレ第4回が5月27日(日)にmomoの事務所にて行われました。

これまでのmomoトレの中では最長の3時間を予定していましたが、それに収まりきらないほど、そしてまだまだ話し足りないほど密度の濃い時間となりました。
  ゲストは横浜からお越しいただいた、元PubliCoの山元圭太さん。現在は「合同会社 喜代七」を設立し、「地域を育む生態系をつくる」をミッションに活動されています。
山元さんは非営利だけでなく、企業、行政、様々なセクターにおけるコンサルに携わってきた伴走のスペシャリスト。知識の広さ深さが圧倒的でした。

 

そんな山元さんのお話を聞き、momoの今後の伴走支援のあり方や、momoという組織と個人の関係性を改めて考えたmomoトレ4回目の様子をお伝えします。

 

▲レンジャーの子供が参加していたり、レンジャーがわざわざ静岡から持ってきてくれたお茶をみんなで飲んだりと、和やかな雰囲気でした。

 

山元さんのお話
はじめにこれまでのmomoトレの振り返りをしたのち、山元さんにお話をしていただきました。なぜこの世界に入り今のような活動に至ったのかという山元さん自身の経歴、また組織の成長フェーズやビジネスタイプのフレームなど、団体支援において必要となる知識的なお話でした。

 

 

印象的だったのは、組織の在り方として問題解決型と価値創造型があるということ。
問題解決型はビジョンとしてゴールラインがはっきりしているけれど、価値創造型はゴールの方角だけ決まっているような組織なのだそう。簡単に説明するならば、前者はゲームのドラゴンクエスト、後者はアニメのワンピースのような組織。momoはどちらかと言うとこっち寄りかなー、なんていう話もしました。

 

そして「伴走支援における提供価値とは客観性だ」と山元さん。
  「相手の方の悩みやお話を聞く中で自分自身もこんがらがって迷路にはまってしまうことはないの?」という質問には「確かに迷うこともあるけれど混乱したらその日はやめてしまう」とのこと。また事前に思考していくことはあまりしていないようで、いかに客観性を大切にしていらっしゃるのかが分かりました。

 

これからのmomoの伴走支援を考える
これまでのmomoトレを通し、また今回のmomoトレの中でも話題になった「伴走支援を行うmomoレンジャーは価値として何が提供できるのか。そもそもmomoという団体として何を残したいのか。」という疑問。

今回のmomoトレで答えが定まったわけではありませんが、レンジャーひとりひとりが、やりたいことやこの活動にかける想いを改めて思い返し、自分たちなりに答えを考える場となりました。
その思いを胸にこれからも、これまで以上にアクティブに頑張っていきたいと思います。

 

(momoレンジャー ゆっこ)