みなさんご存じのとおり、momoの活動を支えるのは「momoレンジャー」という若者のボランティアスタッフで、10代から30代のさまざまな属性の若者たちが参画しています。そんなmomoレンジャーが年に1度集まって親睦を深めるとともに、自分たちの活動について考える場が「momoレンジャー合宿」です。今年はどんな合宿となったのでしょうか。
6月24日13時、会場となった上小田井の「長善寺」にて合宿が始まりました。長善寺の住職さんが元momoレンジャーだったというご縁があり、今回、会場として使わせていただくことになりました。
まず行ったアイスブレイクは、自己紹介や目をつぶって手をつなぐゲームです。初対面のmomoレンジャーも多かったのですが、緊張がほぐれました。次に、momoレンジャー自身が「どんな事業を応援したい、あるといいな、必要だ!」と思うか、というテーマで自由に意見を付箋に書き出していきました。それらをみんなで共有して、自分も賛同するものにはマークをつけていきます。面白い意見がたくさんでました。
あげられたそれぞれの意見を、相手からお金をもらえるか、もらえないか(対価を得られるか否か)で分類します。分類してみると、相手からお金がもらえない事業であっても重要なものがあり、資金調達の方法もさまざまな種類を必要とすることがわかります。
その後はケーススタディとして、実際の融資先をモデルにして、組織の課題を見つけ出してグループ分けをします。そして、それぞれの課題の解決策を考えていきました。事業者自身も自覚がないような意外かつ本質的な課題も見つかり、とても興味深かったです。momoがどのように融資先の役に立てるのか? を考えるヒントになりました。
ここまでは融資先のことを考えるワークが中心でしたが、1日目日中の最後のワークは、「momoに関わっている自分自身の価値観を見つめ直す」ことでした。今までの人生で起きたポジティブなことトップ3、ネガティブなことワースト3を思い出し、それぞれ発表しました。一緒に活動しているmomoレンジャーでも、なかなか日々ここまで深く交流はできません。さまざまな意見があり、そのどれもに共感しました。
日中のワークが終わってからは、みんなでカレーを作って楽しく食事をしました。
翌日は6時半に起床し、朝食作りやお経を聞いたりと、思い思いの時間を過ごします。お寺での日常が始まろうとしたそのとき、突如として非日常が訪れました。なんと! 地震が起きたのです! 時刻は7時2分、中小田井は震度2でしたが、もはや精神が研ぎ澄まされていた私たちには揺れを感じ取るのに十分な震度ですね。
朝食の後は、早速ワークの始まりです。最初のお題は、この日から参加のメンバーもいるため、改めて「自己紹介」。次に取り組んだのは、「融資先に対してmomoレンジャーができること」「そのために、momoがどうあるべきか、何をしたいか」を考えること。
昨日のワークをもとに、時間軸が引かれた模造紙に、意見を書いた付箋を貼っていきます。みんな真剣に考えました。今年の5月に新しく加入したレンジャーとしては、momoがどんな活動をしてるのか改めて知る機会にもなりました。今実際に行われている活動の強化だけでなく、それぞれの知識を引き出しあいながら、新しい活動のアイデアを出すのはなかなか大変でした…。
みんなで意見を出し終わったら、意見の共有です!気になるものをピックアップして、それを中心に進めました。このワークで集まった意見を、今後の活動に繋げていきたいです。
momoの活動についてたくさん話して共有した後は、合宿の感想を共有しました。活動した時間の長短に関係なく、momoへの想いは素敵なもので、誰の言葉にも感動しました。
合宿の最後は1日目に残った大量の米をおにぎりにしてみんなでお昼ご飯を食べました。片付けもして、お寺の方にもお礼もして、かいさ〜ん!
とても中身の濃い二日間を過ごすことができました!
(momoレンジャー たけひろ、るんるん)