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融資先情報:NPO法人ひろがり(2017年5月)〜手遊びが生むふれあい。障がいを持った子ども達との昼下がり

2017年3月末、季節外れの暖かさに少し汗ばみながら、NPO法人ひろがりを訪問してきました。
ひろがりは、重症心身障がい児とその家族を支えているNPO法人で、現在は2つの事業所を運営しています。今回はそのうちの1つ「旧ひろがり2」に訪問した時のゆったりしたお話です。
 
扉を開けると、奥から職員さんと子どもの声が聞こえてきます。代表の丹羽さんの案内で中に入ると、職員さんが「ボランティアさんがきたよ〜」と明るく出迎えてくれました。
 

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子どもたちと職員さん。右端にいるのが丹羽さんです。
 
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この日は絵本を読みながら、子どもたちと一緒に簡単な遊びをしました。
絵本の中には懐かしい手遊びがたくさん!「はないちもんめ」や「げんこつ山のたぬきさん」などなど、みなさんも一度はやったことがあるのではないでしょうか?
 
NPO法人ひろがりに来ている子どもたちは、自分だけで本を読んだり手遊びをしたりすることはできません。しかし、こうやって大人と一緒に手や足を動かしたり、刺激を与えてあげるとニコッと笑ったり声を出したりなど、それぞれの反応を示しながら楽しんでいます。
 
単に体を動かす、体に触れる、のではなく、遊びを通してこれらができることが、ひろがりに流れている温かくてホッとする時間のカギ。小さい頃に慣れ親しんだ遊びたちは、こうやって見ると思ったより奥深いものなのかもしれません。
 
※今回訪れた「旧ひろがり2」は新事務所のオープンに伴って「新ひろがり2」に移転しました!
詳しくはひろがりのホームページに載っているので、ぜひご覧ください。
(TKG)