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新規融資先紹介「N-mark」

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 momoの第58番目の融資先(つなぎ融資)となるN-markの事業、中川運河リミコライン・アート・プロジェクトは、アートによる地域の魅力再発見を目的とする事業です。このプロジェクトはアートという手法を用いて、運河に関わる人々の思い、運河の魅力、新たな発見や感動を目に見える”カタチ”にしていきたい、そんな思いから2014年に始まりました。
 
 舞台は名古屋地域における中心的な水上輸送路として大活躍した中川運河。現在ではピーク時の約2%まで稼働率が減少し、一線を退いた運河。momoレンジャーまなみんの地元でもあります。
 

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代表の武藤さん。

 
 
 プロジェクトの代表武藤さんは、この中川運河の畔で発見した「秘密基地」中川運河アート&リサーチラボを拠点にみなさんとともに、水辺空間を活用したアートな実験や経験を積み重ね、運河、水辺のある環境を生活のリズムの中に取り戻して行きたいと考えています。合言葉は、「みんなで考え、みんなで作るアート。」
この言葉どおり、ここではフィールドワークをしたり、運河を使ったゲームを考えたり、人が乗れる船を作ったり、いろいろなプロセスに関わることができます。
 

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キャプション:船作りの様子。

 
 
 私も、とある日のワークショップに実際に参加させていただきました。
 
 
■つくろう! 人造石ワークショップ
 

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 コンクリート技術が普及する以前、中川運河や名古屋港の築港時に人造石(長七たたき)と言われる技術が使われていました。この技術は土と石灰と水を混ぜて突き固めるとコンクリートよりも丈夫で耐久性も100年以上になるというもの。そんな人造石を型に流し、丈夫で草木との相性もバッチリのプランターを作っちゃおう! というワークショップです。
 

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まずは種作り。

 
 
 サバ土に水、石灰、スサ(藁)、海藻でできた糊を少し加えて機械で混ぜます。ブルンブルン震える機械のグリップをおそるおそる掴む子供。こんな体験もなかなかできない貴重な体験かもしれませんね。
 

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混ぜ終えた種を紙でできた型に少しずつ流し込み、木材などで突き固めていきます。これを繰り返します。

 
 

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圧が均一になるように回りながらひたすら突きます。大人も子どもも夢中。

 
 

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顔料で種に色付けしたり、周辺に石を入れモザイクのような模様を出したり。アレンジは自由自在。

 
 
 当日は炎天下の中、京都からの庭師ご一家や東京のガーデナー、アーティスト、会社帰りのサラリーマンも参加していて、ワイワイととても盛り上がりました。こんな風にいろんな地域に暮らす、いろいろなセクターの方が水辺の秘密基地に集って共に何かを作り合えること。それだけでとても価値のあることだなと地元在住の私は思います。プランターの出来上がりは約一週間後。楽しみです♩(まなみん)
 
 

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後期:こちらが一週間経過したプランターです。前よりも乾燥し、白くなっていましたー。これから屋外にさらし強度を上げていくとのことですー!

 
 
 
リンク:中川運河リミコライン・アートプロジェクト(公式FBページ)